100ファボを取るネタツイート思考法

最近暇な時間にふとネタツイートをしようと思っても、何も思いつかない。昔は3分くらいで適当なものひとつくらい思いついたものだが。

 

そこで勘を取り戻すべく、ツイートを分析しつつ自分のネタツイートの作り方のひとつのパターンについて明文化してみる。

 

 

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例えばこのツイート。ずいぶん昔だが書いた時の思考はこんな風だった。

 

ネタツイートしよう→ナベアツを改変しようかな→ナベアツがどうなったら面白いだろう→アホになるネタを長く言わせ続けたら面白いだろう→その理由づけどうしよう→ネタがアホっぽいので真逆のシリアスな理由だと引き立つだろう→家族だな→完成

 

という経過だったはず。これを参考に無意識下の思考法をポイントごとに見ていく。

 

①ありものを使う

何にでも通じる事だが0から作るのが1番難しい。暇だしネタツイートをしようくらいの時はありものの改変が手っ取り早い。ここでいうと世界のナベアツの3の付く数字と3の倍数でアホになるネタ。芸能人で決め台詞を持っている人なんかは自分はかなりやりやすい。

 

②ボケる場所

ありものをそのままツイートしては意味がないのでどの部分でボケるか。上記のパターンで選定するとボケられる部分は3パターン、シチュエーション、名前、セリフのいずれか。参考のツイートはシチュエーション大ボケ、セリフ小ボケといった具合。

 

③ボケ方

たぶん一番個性が出るのはこの部分。ここは色んなパターンが考えられるが自分がやりがちなアプローチを3つ紹介する。

 

⑴名前ボケから考える

いちばんわかりやすい。なんでもいいんだが例えば世界のナベアツ→堺のナベアツ、ブルゾンちえみ→ボリゾイちえみ、道端アンジェリカ→ジタバタアンジェリカみたいな。名前ボケを適当に考えたらそれに合うセリフを考える。

 

ジタバタアンジェリカ「いやだー!!!宿題やりたくないーーー!!」みたいな。

 

⑵セリフからボケる

ブルゾンちえみ「花は、自分からミツバチを探しに行きますか? 探さない、待つの」を例に取るとするとこのセリフ部分を改変する。ここでぴったしハマるものを見つけるのが結構難しい。

 

国会中継で寝ている議員が話題になったとする。その時にブルゾン(その議員の苗字)「議員は、自分から議会に積極的に行きますか?行かない、寝て待つの」みたいな。

 

⑶極端にふる

自分が最もやりがちなのがこれ。例えば参考事例だとセリフとシチュエーションを極端に振った例。他にも数字が絡むものだとそこの変換もやりやすい。

 

ゲリラ戦に巻き込まれている千鳥ノブ「戦い方の癖が凄い!!!悲惨じゃ!!」みたいな。

 

それぞれの例は五秒で考えたのでクオリティには目をつぶってほしい。

 

とまあこのような感じに思考してたなと振り返ってみた。だが、あくまでこれもひとつの様式に過ぎずこれを活用したりしてなかったりして考えていたはず。

 

最後に上記のパターン(もはや癖とも言っていい)で書いていたであろうツイートを参考にのせる。

 

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 一連のツイートが面白い面白くないはさておき自分は何かボケというものを考える時、こういうことを考えているらしい。

 

 

 

 

分析したところで最後に超絶面白いネタツイートを考えてみよう。

 

 

 

 

 

10年に渡るアナル開発を済ませた僕に優しく声をかける小泉純一郎元総理「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」

 

 

 

 

 

 

 

この思考法は役に立たないみたいですね。

 

 

 

ゾンビ映画を見ると、足が速い人こそ強いと気づく。映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』見ました

台風一過の異様な暑さも少し収まった夜の池袋でした。

 

昼寝から5時過ぎに目覚めふと思い立ち外へ。前から気になっていた映画が今から急げば間に合いそうだと全力で走って北口に。怪しい街並みを抜けシネマロサまで。like a 走るゾンビ。

 

客は自分含め20人くらいだろうか。なんとか間に合いコーラとポップコーンを両手に持ち着席し汗が引き始めたとともに本編が始まる。

 

ゾンビ映画の序盤はまるで将棋の序盤のようにこれからに向けての布石にすぎない。

 

若干退屈ながらもはやあるあるとして消化出来るくらいなベタなキャラクターたち、母親と離婚しかけてる父親とその子供、格闘家の夫と妊娠中のその妻、年老いた姉妹、野球の遠征に出発する学生たち、などなど。

 

ゾンビものは妊婦のなかの胎児が将来的に抗体とか持つキーパーソン的な存在になるみたいな偏見を個人的に持ってるが本作はそんなことなかった。

 

上記の通り、基本的に新幹線の中という舞台以外は特に新規性は無く(別にそもそも必要がない)ありきたりと切り捨てることも可能だが、その設定により見せ方が他のゾンビものとは差別化されていて面白い。

 

中盤以降は韓国映画らしく登場人物たちの人間ドラマが見どころ。泣かせにくるがそれがそんなに嫌味じゃない。ラストのラストはあの花の最後みたいでくどすぎる印象は受けたけど全体的に良いエンタメ映画でした。

 

歓楽街を駅に向けて戻りつつ、明日からも生きるゾンビとして僕は社会の歯車の一員になるのだと現実に引き戻され帰路につくのでした。

 

母親と痴漢ものを見た話し

昔から自分は家族と仲が良いわけではない。

 

家に帰っても特に言葉を交わさないし食卓を共にしても僕はご飯を食べてテレビを見て自分の部屋に戻ることが多い。だからといって仲が悪いわけでもないのだが。

 

なので親は自分が友達との間では喋る方だとかお笑いが好きだとかパーソナルな部分に関しては知らない。きっと根暗な少年と思われていただろう。

 

高校一年生の頃、母親に映画に誘われた。9月の曇りの日だった。

 

母親と2人で出かけることなんてこの1回きりで急にどうしたのだろうと、学校帰り丸ノ内線のホームから池袋の東口まで出て合流した。学ランを着た僕はふたりで歩くのが少し恥ずかしかった。

 

サンシャインの映画館についてその時に初めてこれから僕らが見る映画を知った。「それでもボクはやってない。」だった。

 

痴漢をしかねないやつと思われていたのだろうか。切なかった。混乱のなかで見たその映画は今でも記憶のよく分からない部分に滞留している。見終わってデニーズでハンバーグを食べたのだが味はよく分からなかった。

 

ちなみに痴漢もののAVは嫌いじゃない。

双子コーデは数学を根本から崩す

双子コーデというものがあるが、あれは誰が得するのだろうか。

 

元来ファッションなんてものは自己満足で損得で勘定するものではないと言われればそれまでだが、双子コーデに関してはリスクが高すぎではないだろうか。

 

あれは可愛い子と可愛い子がやることではじめて効果を発揮する布陣でありそれ以外は無効どころか己を傷つける諸刃の剣なのだ。パターンごとに見ていこう。

 

①可愛い子と可愛い子

文句なし。一生双子しててくれ。

 

②可愛い子とブス

単体ごとに見ればどうということないのにあえて同じ土壌にあがることでブスがさらに見劣りしてしまう。可愛い子もなんだか鼻について見えてしまうことも。

 

③ブスとブス

マイナス×マイナスはプラスにはならない。数学の根本の定義を崩す存在。

 

 

 

上記の通り、双子コーデは可愛い子と可愛い子でなくてはみんなを不幸にする。農家にとっての大量のイナゴくらい不幸だ。

 

このことがわかったら外見で仲良しを演出するのではく心と心でみんなフレンドシップを磨いて数学を勉強していこう。

 

まんじゅう大帝国というコンビについて

日々のこと。

 

少し前のこと。お笑いのライブを初めて見た。中野小劇場ホールのベストエンタである。

お目当ては、まんじゅう大帝国だ。念のため補足をすると芸名である。

 

ひとまず、下記の動画を見てほしい。

 

このコンビを知ったのは同じくお笑い好きの友人からのおすすめであった。

見た瞬間、ああ完璧だなあと思った。

 

お笑いは好きでよく見るのだけども、面白いなあとかくだらないなあとか思うことはあるものの完璧だなあと思ったのは覚えている限り初めての経験だった。

 

最後まで首尾一貫したネタでありオチまですーっと頭に入りこんでいく。

 

散々色々な人が言っていると思うが、基本的にこの二人のネタには突っ込みというものが存在しない。ボケの竹内に対し、ボケの田中が重ね、誰も突っ込まず彼方に向かっていくというある種ダブルボケのスタイルである。(笑い飯はボケ突っ込みが入れ替わり立ち替わりするという意味のダブルボケなので意味通りでいうとまんしゅう大帝国の方が沿っているかもしれない)

 

ネタを分析するってのも無粋であるが自分は田中の「じゃあどっかで1問落としたんだ」にえらく打たれたわけです。セオリーというか普通の流れであれば全問正解のボケに対して突っ込みが入るべきところにそこに強度のあるボケをまた一個上塗りするこの一連の流れだけで素晴らしいと感動するわけです。

 

こっちのネタも『今度3人で飲もうよ』にも「いや、それ2人だけどね。」と突っ込みたくなるところだがそこも突っ込まない。

 

ライブで見たネタは上記のようなネタから割と一般的なものに寄せてきた漫才をしていた。

M-1前ということで色々試しているのだろうか。

エンタメ系の会社にいる人の2017年上半期個人的な楽曲ランキング

こんにちは。

 

2017年も半分が過ぎ去り、秋の片鱗が見え始める頃合い。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

自分は相も変わらずにyoutubeで色々なMVを見ては最高だなと思う日々を過ごしております。そこで今回は上半期でこれは良いと思った楽曲をランキング形式で紹介していきたいと思います。適当にディグの参考にしてください。条件としてはリリースまたはYoutube上の公開が2017年6月末までのものに限り、ジャンル等は特に気にせず載せていきます。それではどうぞ。

 

10位 sora tob sakana/夏の扉

 

この楽曲のサビを聴いた瞬間、胸が締め付けられた。エモさの塊。特に2コーラス目の終わりからラスサビへの流れは2000年代のセカイ系のアニメをワンクール見終わったくらいの盛り上がりと切なさに身を包まれる。特にオタクで“あの頃”を回顧するタイプの人は非常に刺さる楽曲。というかこのアイドルグループ自体曲のクオリティが高くアルバム通して聴くのをお勧めする。

 

9位 Yogee New Waves / World is Mine

 

5/17にリリースされた彼らのSecond Album 「WAVES」のリード曲。このアルバムからバンドメンバーが二人新加入サウンドが良い方向に転がっている。CLIMAX NIGHTが今までの彼らの代表曲でありそれ以降いまいち冴えない曲が続いたがこのセカンドアルバムは非常に名盤。シティポップではない真正面から音楽を楽しむ様子が伝わってくる。素晴らしい。

 

8位 水曜日のカンパネラ/ユニコ

 

一休さんとどっちにしようか迷ったが楽曲単体として聴くとこちらに少し軍配があがる。一休さんはMVが最高なのでそっちでの補正が少し大きい気がした。異国を自由気ままに踊り回るその奔放さに心奪われるこのMV、楽曲面からしていままでの水カンとは少し様子が違う。記憶が桃太郎で止まっていう方々は是非聴いてみて。

 

6位 IU(아이유) /Palette(팔레트) (Feat. G-DRAGON)

 

K-POPのサウンドには毎回驚かされる。さかのぼればKARAが自分の最初のK-POPの記憶だった。鷲崎健の影響で聴き始め『KARA - Rock U M/V - YouTube』のシンプルながら要所を押さえるアレンジに心を打たれたものだ。それ以降も最新のアレンジのアプローチを取りいれる貪欲なK-の流れは本楽曲にも表れている。何よりIUが可愛い、サビで25歳を高らかに歌い上げるとこなんか特に。話は少し変わるが森高千里の『私がおばさんになっても』の歌詞がとてもすきなのだが、妙齢の女性が可愛げまじりに自分を語る歌詞が好きなのかもしれない。

 

5位 tofubeats/LONELY NIGHTS

 

3rdアルバム「FANTASY CLUB」がこれまた名盤。「POSITIVE」が至高という説もあるが個人的には今はこのアルバムが肌に合う。「BABY」のMVにはコインランドリーが用いられているのだが、コインランドリーを舞台にしたMVというのは無条件で好きになってしまう。

 

4位 SALU / LIFE STYLE feat. 漢 a.k.a. GAMI, D.O (Prod. by Chaki Zulu)

 

SALU二つ目。「WALK THIS WAY」からハマった。ラップとメロディのマッチがとても心地よい。このMVにおいてはfeaturingで漢とD.Oが入っている。ふたりがとてもかっこよい。あと尻振ってるお姉さんがたが良い。白背景の車のショットはハンターハンターっぽい。

 

3位 伊藤万理華/伊藤まりかっと。

 

りっか'17のころのスタッフを続投。21歳となった伊藤万理華は17歳のころとは違う。原石をうまく演出しいた4年前とは違い、素材の良さを生かしつつ文字通りうまくカットされた彼女は宝石のようにより輝きを増している。

 

2位 土岐麻子 / PINK

 

MVではないが名盤なので掲載。シティポップに向き合い続けた彼女があえていまこのサウンドとすることが彼女なりの解答なのだろう。音楽性は色あせることなく最前線にいるからこその洗練されたものとなっている。アルバムを通して聴くことで現時点での彼女を知ることが出来る気がする。

 

1位 Sunny Day Service /桜 super love

 

サニーデイ・サービスのど名盤『DANCE TO YOU』よりこの曲。サビの歌詞「きみがいないことは きみがいることだなぁ」こんな染みる歌詞あるだろうか。失っても心に君はいるという言説はよく見られるがそれをここまでシンプルな歌詞でシンプルなメロディラインで表現しきるそのセンスに脱帽。可不足なし。とても良いです。

 

総評

思いついた順に並べたものの案外良い順位になっている気がする。

下期もすでにとてもいい音楽がいっぱいで期待。

何度めかのブログ

こんばんは。

 

ブログを書くことにしました。

 

良い曲というのは割りと出会います。

それこそYouTubeを数時間あさっていれば何曲か見つかるものです。

 

しかしながら良いアルバムというのはなかなか出会えるものではないです。

単純にアルバム聴くのには時間がかかるし、今の時代シャッフルで聴く人も多いでしょう。

 

そんななか久々に自分としてこれは良い”アルバム”と思ったものが

蓮沼執太「メロディーズ」です。

 

http://www.shutahasunuma.com/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/hasunuma_melodies.jpg

 

www.youtube.com

 

蓮沼執太さんは元々環境学を学び環境音の録音などをしていたそうです。

そのおかげかアルバムを通して耳を過度に刺激する音がありません。

すべてが心地よい音の集まりで(特にパーカッションの音選びが良い)聴き心地がとても良いです。

 

散歩をしながら、それこそ環境音のように自然と染みるそんなアルバムです。ぜひ。